2008年 06月 07日
先日お話した取り壊される建物・・・ 一部、部屋内にも入る許可を貰って撮影してきました。 建築科の大学生たちが調査のメインになり 資料として残すために頑張っていました。 全部は紹介しきれないので何枚かだけアップします。 中には想い出の言葉を壁に書き残してる 感動の部屋がありました。 「想い」のプライバシーを自分なりに考えてココには載せませんが 内容的には50年近く過ごしてきた建物に宛てた手紙のようなもの 『共同洗濯場とかで皆で遊んだ想い出が懐かしい』 『子供の頃は廊下や階段を走り回っていっぱい怒られたものだ』 『市場が近かったので生活の音がとても賑やかで楽しかった』 『たくさんの想い出をありがとう』 そして、最後は両親に宛てて 『自分たちは頑張ったが時代の流れに勝てなかった。分かって下さい。』 と謝って結んでいました。 住む人の想いといつも違うところで事が進められる。 当の本人の声が届かない残念な気持ちが伝わってきます。 このような気持ち、取り壊す事を決めるお偉いさんは判ってるのでしょうか。
by mini-may
| 2008-06-07 07:45
| 見聞録
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Comments(4)
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リッカ
at 2008-06-08 09:29
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ここ、あそこですよね、、、
海の近くの…多分… 前から気になっていた建物で、 住んでみたいとも思っていました。 やっぱり建物内はこんなに素敵だったのですね、 住んでいた方の”想い”を読んで、涙が出ました。。。 一緒に時を過ごしてくれた建物に対しての気持ち、 計り知れないものがあるでしょうね。 でも、そんなふうに想われて、今まで長年住人を見つめてきた、 この建物も、きっと思い残すことはないと思います。 この建物に、おつかれさま。と言ってあげたいですね。。。
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mini-may at 2008-06-08 11:12
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p-kayotin at 2008-06-09 08:07
まだそんなにレトロでもないですが、建物の世界も急速に時代と言うものがあるんでしょうね。
学生さんの様々な思いが詰まった建物、、きっとそれぞれがここで青春したんですね。 生まれ変わって、さらなる思い出を残して欲しいですね。
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mini-may at 2008-06-09 08:51
んー実際は市営のため他に色々な大人の事情があるようです・・・。
学生さんたちは直接ココに関係は無くて 建築士会の会員である准教授が資料として使うために 生徒さんと一緒に調査したんです。 でも、色んな方がココで青春や人生を送ってきた事に違いありません。 資料として残す事しか出来ませんが 思い出作りのお手伝いの一つになれたのではないかと思います☆ |
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